76 award

どうも。3月になりましたね。ナナロクです。
久しぶりのパールズパークは今月の25日@大塚ミーツでお昼だよ!
お待ちしてまっす!!

PRはこのくらいにして。
今回はグラミー賞も終わったことだし、恐れ多くも個人的な去年の私的コレ!て76 awardをやらせていただきます。
「そんなawardなんてどーでもいいわ!」なんて声も聞こえてきそうですが、おヒマな方はおつきあいくださいまし。
対象は僕が去年(2011.1~2011.12)に購入したLP&CD(新譜・旧譜問わず)からです。
ちなみに去年1年の購入量はCD41枚、LP33枚のトータル74枚。聴けてないのも何枚かありますが(汗)。その中からBEST buy 5を。
mixiの方に毎月”今月のブツ”なる買い物手帖をあげているので、詳細にご興味おありの方は(まあいないと思うけれど)覗いてみてください。
アカウントは76stonesです。

ではでは、いってみますか。


・psychic paramount / "Ⅱ"

衝撃で言えばコレが一番。シューゲイザーつうのかストーナーつうのか。
ジャンルなんてどうでもいいけれど轟音rock。音を塊でぶつけてくるサウンド。
どデカい音でスピーカーで鳴らすのはかなり気持ちいい。
1歩間違えればただのデモトラックになりかねない、けっこうギリギリなラインを行ってる。
うちの師匠に(パールズでは師匠とか呼ばれてますが僕にも師匠はいるのですw)「こういうのやりたい!」て聴いてもらったら「オマエこういうの好きだよなー」て苦笑されました。はい、大好きですw

・the mattson 2 / feeling hands

ジャケもサウンドもcool !
「いい作品はジャケからしてその匂いを発散する」てのが僕の持論でして。このアルバムはそういうやつ。
psychic paramountなんてのが好きな一方、こういうjazz likeなのも大好物。
抑制された、ノスタルジーを感じさせるサウンドと音使い。T.Guerreroがbassで3曲参加。
「間」を非常にうまく使っている印象。トータルで言えばコレがBEST buyかも。

・tom waits / bad as me

新譜がリリースされたら必ず買う、数少ないアーティストの一人。
孤高の詩人。どこがいいとか言いにくいです、この人。とにかくカッコいい!
ひと癖もふた癖もあるけどキャリアを通じて聴いといて損ないです。

・辻 コースケ , 沼澤 尚 / percussion session "impact"

全ミュージシャン必聴!くらいの作品。
内容はというと辻氏(per.)がホストミュージシャンとして、drumやpercussion playerをゲストに迎えての打楽器session。
ストイックかつ何ともマニアックなものだけど、1枚通して普通に聴けてしまう。
リズムのみでここまで聴かせられるアルバムはこのシリーズくらいのもの(ていうかこのシリーズ以外にこんなの作品としてリリースしてるのを聞いたことがない)。
本作はあの沼澤氏(dr.)とアホみたいに高レベルの1発録り。
コレはリズムではなく音楽です。dance music。
CDもさることながらついてくるDVDをまずは観てほしいすね。笑えすらしないよ。

・brian eno & the words of rick holland / drums between the bells

元roxy music…て書いて何人の人が解るのだろうかw
この人はなー…なんて書いていいか解らんw
david bowieのベルリン3部作のプロデュース・ワーク(個人的には"low"が最高です)なんかで有名。古いか。
とにかく有名な人w
technoの名門、warpからリリースされた最新作。
ダークなトラックの上にrick hollandのポエトリーリーディングが乗っかるという、いかにもっちゃいかにもな作品ですがコレが良いのよ。
スピーカーで鳴らすのもいいけど、ヘッドフォンで直接耳につないで、閉じられた感覚で聴くとより良いんじゃないかと思う。
ダウナーミュージック。深く深く沈み込んで行きたいときに。


という以上5枚。
図らずもすべて去年リリースのものばかり(のはず)。マニアックなチョイスですが機会があって興味があったら聴いてみてくださいな。

次回は気が向いたら76BEST buy bookでもやってみようかな。

ナナロクパール