” no music , no life. ”

土曜のお昼にこんにちパール。ナナロクパールです。
メンバー更新2回目。うちのリーダーが筆無精なもんでメンバーから見切り発車w
取り立てて書くことなんて実はなくて、何書いていいもんか迷いながら認めている次第です。

ひろしパールが「音楽」について予想外にまじめに書いていたのでwテーマそっくりもらって「音楽」で行こう。うん。
ちょっと長くなるのでヒマな人だけ読んでね。

このバンドに加入する前はRock'n'Roll Piratesてバンドのギター弾きでした。そっちが無期限活動停止(事実上解散)になって、自分で始めたインストバンド「3(さん)」も休止状態(今は活動再開しました。明日ライブだからヒマな人、来てw)でブラブラしてるとこに松崎パールから連絡もらって加入したつう流れなんです。

で、書きたいのはこの何も活動してない期間のこと。これが結構なストレスだった。
それまでは2ヶ月に1回くらいのペースでステージ出てたのがいきなりなくなって、当然メンバーとのスタジオもない。家でちまちまギター弾くくらいしかしない。
仕事柄、ライブ行くのも難しくて音楽に触れるのは家ギターか音楽鑑賞くらい。
それまでステージがあったから何とかなったものが何とかならなくなる。
これはかなり応えた。
見方によっては積極性の低さからの自業自得なんだけども。
兎に角、それまでバランサーとしても作用していたものがなくなってしまった状態。
どうなるかは火を見るより明らかで、精神的に…とか言う大げさなものはなかったけれど、まあ、ストレスは溜まる。溜まる一方。ストレスはミルフィーユの様に積み重なっていくだけ。

考えはいろいろだろうけど、抑圧から生まれるイマジネーションや力って言うのは相当なものがあると思っていて − 生まれたてのR&RやPUNKを考えてみてほしい。すべては欲望の抑圧や社会への不満から発生したんだ。
(いい意味で)はけ口としてステージがあるとそこにぶつけることができるし、演奏レベルであれ、そこに捉われないものであれ”something special !”なステージングが発生する確率が上がる − 少なくとも僕の場合は。
だから、バンドが動いているならばある程度のストレスっていうのは受けるだけの価値があるものと考えてる。だってそれ以上のモノをステージでリターンできる訳だから。

閑話休題。

ステージに立ったことのある人ならワカると思うけど、ステージで発散できるストレスと、もっと手軽に、例えば酒を飲んで発散できるそれって言うのは明らかに質が違う。
発散させる”ジャンル”みたいなものが違うんだ。
ステージにしか返せないモノ − 大仰だけれど「表現への昇華」と言い換えてもいいかもしれない − と酒を飲んでしか発散できないモノていうのが確実に僕の中には存在している。
「表現への昇華」。それは今、ありがたいことに、この”パールズ”ってバンドと自身の”3(さん)”ていうバンドで発散できている。一方でビリーやロック的なことを演り、もう一方で自分の観せたい世界を音楽で奏でるという形で。

ブラブラしていた期間で一番感じたのは自分の中の音楽の「不在」。あるべきものがない欠落感。それがないと成り立たないということ。バンドがあるから、ステージがあるからくっだらない毎日を乗り切れるという事実。

” no music , no life. ”  may the words , to be with me.
詭弁じゃなく、本当に。

なんかずいぶんマジメに書いちったな。

あ、文中でも書きましたが明日ライブです。”3(さん)”の。
ひろしパールがベース弾いてます。
お越しの際は入り口にて「3を観に来ました!」と告げるのをお願いいたします〜。
01 / 29 (sun)@下北沢屋根裏
屋根裏presents ”ヤネウラグルーヴvol.1”
出演:3、焚火、そわじ、the new vipers
open 18:00 start 18:30
adv.¥1800 door ¥2000
3の出順は2番目です。3なのにw
19:15くらいまでにお越し下さいねー!

ナナロクパール